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2011年9月30日金曜日

どうしよう、今度はドイツの人工衛星が落下だって

天から落ちるのはNASAのUARSだけではない。なにしろ、昔はイカロスも落下したのだから。

Jiji.comの記事「今度はドイツの衛星落下へ=10月下旬~11月上旬」(9/28、16:03)によれば、ドイツの人工衛星ROSATが落ちてくるという。
・ドイツ航空宇宙センターの人工衛星(エックス線観測衛星)「ROSAT」(重さ約2.4トン)が10月下旬から11月上旬にも大気圏に突入し、地球に落下する見通しであることが28日、分かった。米主要メディアが報じた。
・大気圏突入後も燃え尽きずに地上に落下する可能性があるROSATの破片は最大30個(計約1.6トン)。今月24日(日本時間)に太平洋に落下したとみられる米航空宇宙局(NASA)の大気観測衛星「UARS」の破片26個(計約540キロ)より多い。

Yomiuri onlineの記事「今度はドイツの衛星が落下へ…10月下旬から」(9/29、14時01分)によれば、人に当たる確率は次の通り。(ワシントン=山田哲朗)
・燃え尽きずに地表へ到達する破片は30個と予想され、地球上の人間の誰かに当たる確率は2000分の1という。一人一人にとっては、当たる確率は14兆分の1と非常に低くなる。24日に南太平洋に落ちた米国の大気観測衛星(UARS)は、人間に当たる確率が3200分の1だった。(かつ、一人一人にとっては、20兆分の1)

ROSATは、NASAのUARSよりも落下時に人に当たる確率が高くなっている。14兆分の1って、人が地面に等間隔で存在しているとでもいうのだろうか・・・よくわからない。隕石が落ちてくる程度の確率と鼻で笑っていたのは、一体いつのことだったろう。もう、確率で恐怖を希釈されたくないけれど、防ぎようもないし・・・。
わたしたちは何分の1までの確率なら、恐怖に耐えられるのだろうか。そう、確率数値じゃないことは知っている。一人でも当れば、確率ではなんて呑気なことをいっていられない。誰だって、自動車事故を確率で語ることはないのだから。
栗林で、栗のイガが落ちてくるなんてもんじゃない。いきなりドスンと落ちてくるのはご免だ。
それにしても、UARSから"yours"、つまり「あなたの落下物」を、そしてROSATにはレントゲンというよりも、赤い火の玉のRosa Lをイメージしてしまう。

(本ブログ関連:"UARS")

2011年9月29日木曜日

机上鉱物採集

栃木の鉱物の会でお世話になっているйосиба氏から誘いがあり、ファミリーレストランのテーブルで、昼食をとりながら机上鉱物採集をさせてもらった。次の通り、同氏が採集した国内各所の美味しい鉱物をいただく。ついつい雑談がひろがり、昔懐かしい思い出話に楽しいひと時を過ごさせてもらった。

・蛇紋岩:北海道様似町
・石炭:北海道夕張市栗山
・黄鉄鉱:青森県佐井鉱山
・ベンガラ(酸化第二鉄):青森 錆が浜
・水晶:秋田県荒川鉱山
・硫砒鉄鉱:茨城県錫高野
・錫石:茨城県錫高野
・白雲母:茨城県妙見山
・イネス鉱:静岡県下田河津鉱山大沢坑
・デュモルチ石:栃木県百村
・ロードナイト:群馬県茂倉沢
・クロム透輝石:山梨県上佐野
・ベスブ石:長野県川上村甲武信鉱山
・磁鉄鉱:長野県川上村甲武信鉱山
・曹長石:新潟県青海金山谷
・あられ石+セラドン石:石川県恋路海岸
・パイロクスマンガン鉱:愛知県設楽町田口鉱山
・トパーズ:岐阜県中津川市関戸川
・黒水晶:岐阜県蛭川村
・大隅石:鹿児島県
・輝水鉛鉱+サーラ輝石:(岩手県大川根鉱山?)


(机上鉱物採集の途中、明日から旅する孫の様子を伝えるメールを受信した)
★★★★★ 孫が、従兄弟と一緒に楽しそうに大声で、旅の決意表明をする動画が届いた ★★★★★

2011年9月28日水曜日

一輪菊

今日は旧暦9月2日、すっかり秋の気配だ。旧暦9月9日の重陽の節句(新暦10/5)は、Wikipediaによれば「菊の節句」ともいわれ、菊に縁があるようだ。菊の花びらを酒に浮かべたもの、あるいは菊の花を酒に漬けたもの(菊酒)を飲むという風習があるそうだが、そのような優雅で高尚な経験したことも聞いたこともない。今年は真似事でもしてみようか。

イ・ソンヒの9集アルバム(1994年3月31日)のタイトル曲「一輪菊(한송이 국화)」(歌詞)は、この時期に合って、一輪菊の素朴な姿にひとを想う可愛らしい歌だが、実はロックスタイルの元気な曲だ。国楽の8集アルバムの次にチャレンジしたのがこの9集アルバムだったわけだ。彼女は、高校時代にハードロックにこっていた。

黄色の菊の花とモチ米で作る「菊花煎(국화전)」も、時期ともになれば、新大久保で見ることができるかもしれない。この風流も味わってみたい。

(本ブログ関連:"一輪菊"、"菊花煎")

2011年9月27日火曜日

メンター(指導者)イ・ソンヒについて

10Asiaの記事「イ・ソンヒさん、もう一度違うイ・スンギをじきに発見するでしょう」(9/27)に、MBC「偉大なる誕生2」にメンター(指導者)として登場したイ・ソンヒについて、コラムニストのチョン・ソクヒ(정석희)が次のように語っている。

<メンターになる前のイ・ソンヒについて>
・(オーディション番組が多様化して)ときには参加者より審査員が更に話題になる、主客転倒が起きたりするもんですが、現在3回放送されたMBCの「偉大なる誕生2」が、まさにそのような状況と言えるでしょう。
・(経験ある他の審査員たちの中で)80年代以降最高のディーバ(歌姫)で通じるイ・ソンヒさんが、どんなスタイルの審査をするのか、初めは全く見当がつかなかったです。・・・中年ながらも初々しい純粋なイメージを大事に維持してきたことだし、母の気持ちで参加者たちと一緒になるのか、でなければ意外に開き直って毒舌を飛ばすのか、まったく推察をすることはできなかったです。

<「偉大なる誕生2」のイ・ソンヒについて>
・(ジェスチャーだけの参加者に対して)楽しんで、ぜひ歌も上手にとお願いした瞬間、優しさを感じました。期待以下の歌の実力を見せると、すぐに「才能が(標準を)上回るのだから、呼吸方法や、発声方法を初めからまた学んだら良いでしょう」と、血となり肉となる助言をしながら、きっぱりと「Sorry」を押す瞬間の決断力を知りました。何より、いくら下手な歌だとしても、真剣に聞き入って最善を尽くして助けようと思う正直なところが感じられて良かったです。しかも、オーディション全般に渡って流れを主導する姿が驚くべきだったですね。

<デビュー当時のイ・ソンヒ>
・(イ・ソンヒが登場した1984年の夏)冷房も十分でなかった時期、引き付ける歌詞と気さくな容貌のイ・ソンヒさんは、清凉剤のように新鮮に大衆に近づいたようです。・・・当時、イ・ソンヒさんがわずか二十代初めだったから、他の追従を許さないスター誕生といえるでしょう。

<記憶に残るイ・ソンヒの審査評>
・(同番組未見のため、個々の出場者に対するコメント省略)

<メンター、イ・ソンヒへの期待>
・「私がしたい音楽と、私の中の別の強みを教えることができるメンティー(助言を受ける人、出場者)を選ぶ。私を驚かせる友人たちに会いたい。」という、出師表(王朝時代に出兵に先立って、その旨王に奏上した文)のままに、もう一度違うイ・スンギを近い将来捜し出されるだろうと信じます。今度は、笑いをおさめてカリスマを見せてくれますね? 期待されます。

(本ブログ関連:"偉大なる誕生") ←表示後、画面最下段の「前の投稿」もクリックを!

2011年9月26日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 風流音楽

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(9/21)に、民謡から一転して、「悠々自適な生活を送っていた、風流を楽しむ学者、ソンビ선비)たちの音楽、“風流音楽”」を紹介した。
案内役の岸さんは、日本向けに理解しやすく解説されている。感謝。

「ソンビたちは学問の合間合間に、コムンゴ(玄琴)の演奏を楽しんでいた」そうで、今の若者がギターを片手に爪弾く感じだろうか。ただし、「スーパースターK2」のチャン・ジェインのように自由なスタイルで楽しむというわけにはいかなかったようで、「(コムンゴを演奏する際に)守るべき規則、つまり心得のようなものがあった」という。つぎの通り紹介された。
その一、テンポが速く、騒がしい音楽はコムンゴでは弾かない。
その二、教養のない人や、卑しい身分の人の前では弾かない。
その三、市場などの道端では弾かない。
その四、正しい姿勢で座り、弾かなくてはならない。
その五、整った身なりでなければ弾いてはならない。

▼チョン・テソク(コムンゴ)、ファン・ギュイル(テグム)による「トドゥリ (還入:도드리)」を聴く。以前(7/10)に聴いた煌(きら)びやかな演奏と比べると、ずっと地味というか端正である。

ソンビの生活スタイルというか行動律について紹介があった。まさに士大夫といったところか。

▼イ・ドンギュによるナムチャン歌曲「羽調言楽"ピョクサチャンイ(벽사창이)"」(歌詞)を聴く。自分の狼狽振りを(他者に)歌って聞かせるわけだから、その落差にユーモアが漂う気がして・・・。

最後に、「風流」の語釈から、風流音楽の起源が語られた。

▼ホン・ジョンジン(テグム)、ムン・ジェスク(カヤグム)、キム・ジョンス(チャング)によるキム・ジュクパ伝承、民間風流の中から「ケミョン、クルゲヤンチョン」を聴く。なんだか浮き浮きしてくる・・・垣根がとれると何事も楽しくなるものですね。

ところで、ソンビが登場(誕生)した時代、その概念が体系化(成立)した時代、あるいは彼らの日々生活の実態はどんなものだったのだろう。

2011年9月25日日曜日

錫高野#15

栃木県の鉱物の会は、東日本大震災などの事情もあって延期していた鉱物採集を、今年初めて実施した。採集場所は、茨城県の錫高野である。わたしとしては、通算15回目の現地訪問になる。

早朝、家を出たとき、外気はいくぶんひんやりしていて、東の空は晴れ渡っているのに対して、西の空は鈍色の雲に覆わていた。この後の空模様を心配したが、錫高野は好天恵まれ、 無事鉱物採集できた。

いつもお世話になっているхаякава氏の車に同乗して、早めに仏国寺前の駐車場に着き、鉱物の会のメンバー到着を待つ。総勢8名が集い、定刻に出発する。
仏国寺側の急坂は、台風の余波か、いつもは涸いた沢に水が流れていた。採集場所への林道には、台風の大雨のせいだろう、水流に抉(えぐ)られて溝が続いていた。今までに見たことない光景だ。

何度もチャレンジしてきた採集場所から、なんと綺麗(頭が付いて透明)な水晶が見つかった。もちろん他メンバーの成果である・・・うらやましい。
今回、台風の大雨のおかげで、採集地にかぶさっていた異物が流されていて、幸い新鮮な採集をすることができた。

わたしの収集結果は、例によっていただきもの中心だが次の通りである。
・黄鉄鉱、珪孔雀石?、鉄マンガン重石、蛍石、水晶
・鉄マンガン重石の酸化物(銅藍にあらず)、黄鉄鉱の酸化皮膜(斑銅鉱に似て?)
・からみ(精錬の残り)

(本ブログ関連:"錫高野")

2011年9月24日土曜日

上層大気調査衛星「UARS」 ようやく落下

YOMIURI ONLINEの記事「NASAの衛星は太平洋に落下か」(9/24、ワシントン=山田哲朗)によれば、NASA上層大気調査衛星「UARS」はようやく地表に落下したと、次のように報じている。
・米航空宇宙局(NASA)は24日未明(日本時間24日午後)、寿命を終えて地球を回っていた大気観測衛星(UARS)が、米東部時間23日午後11時23分から、24日午前1時9分(日本時間24日午後0時23分から午後2時9分)の間に大気圏に再突入したと発表した。
・正確な落下場所は不明。この時間帯の軌道はカナダやアフリカ上空が含まれるが、太平洋上に落下した可能性が高いとみられる。

祈りが通じたのか、UARSは幸い人のいない太平洋に落下した可能性が高いとみられている。これで一安心。ただし、残念なことに、宇宙に漂う多数の宇宙ゴミ(スペースデブリ)の中には、これからも大気圏で燃えきれず地上に落下するものがあるだろう。
後始末を考えない技術は他にもある。技術は、時代と社会の産物で、それを超えることができないのだろうか。

少女の祈り

イ・ソンヒの声の魅力は、押し出すような力強さとか透き通るような高音と語られることが多い。さらに、独特な若々しい声質がある。少女のような初々しい響きが聞こえてくることがあるからだ。

イ・ソンヒのデビューアルバムの第1集に収められた「少女の祈り(소녀의 기도)」(歌詞、1985年)は、秋に、失った悲しみを埋め合わせることのできない寂しさを想いながらも、いつか春の訪れを待つという(可愛らしい)少女の歌だ。彼女は、デビュー時に、女子中高生に大いに迎え入れられている。

次のYoutubeの音源は、もしかしたら2004年の20周年記念コンサートのものだろうか。いつまでも変わらぬ、あどけない声が聞こえてくるような気がする。



(Youtubeに登録のseony7676に感謝)

(本ブログ関連:”少女の祈り”)


★ 孫たちが、日よけテントを用意して、公園で両親と一緒に遊んでいる写真が届いた

2011年9月23日金曜日

Skysweeper

子どものころにプラモデルといえば、国産よりアメリカ製のものにあこがれていた。その中でも、箱に描かれた絵が素晴らしいレベル(Revell)社のものは、製品もよくできていて欲しくてたまらなかった。二番手でいえば、モノグラム(Monogram)社のものだろう。こちらは、細部を強調して、見た目には面白かったが・・・。

西荻窪にあった模型店だった思うが、高価で珍しいものがガラスケースの中にあった。当時としてもマニアックなものだったが、「Skysweeper」(高射砲)のプラモデル(*)だ。レベル社でも、モノグラム社でもない、どこのメーカーだったのかとインターネットで調べたところ、どうやらRenwal社だ。プラモデルに付属の解説資料の写真を見て、Renwal社製であったことを確信した。
(*)「Vintage Plamo Chronicle」に感謝

Skysweeperは、空から飛んでくるものを打ち落とすために、レーダーが装備されていて、子どもながらに凄いなと感心した。Skysweeperの名の通り、本体に、箒(ほうき)で空を掃除する魔女マスコットが描かれている。Youtubeで実物を見ると、思いのほか小型だったことに驚く。

さて、空でなくて宇宙から落ちてくるやっかいなしろものを掃除してくれる、Spacesweeperと名づけてよいものはないのだろうか。魔女が出てきて、落下中の上層大気調査衛星「UARS」をさっさと掃き清めて欲しいものだ。

Yomiurionlineの記事「破片落下の衛星、24日3時半に中部上空を通過」(9月23日21時15分)によれば、UARS落下範囲に日本も含まれる可能性があると次のように報じている。
・文部科学省によると、米航空宇宙局(NASA)の情報を基に宇宙航空研究開発機構が衛星の軌道を計算したところ、24日午前2時に北方領土付近、同3時半に愛知、岐阜、福井県など中部地方付近、同5時に沖縄本島の南側の上空を通過すると見込まれているという。

(Youtubeに登録のjaglavaksoldierに感謝)


★★★★★ 孫娘が、父親の胸の上に乗ってニコニコ顔で、マイクを持って歌っている?写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、店内のアンパンマンのカートに乗って、真剣な眼差しで運転している写真が届いた ★★★★★

2011年9月22日木曜日

Adobe Flash Playerインストール

Youtubeを視聴しようとしたら画像が見えず、「Adobe Flash Player10をインストール」するよう指示が欄外に付記されていた。そこで、Adobe Flash Playerのインストール手順に従って、旧版を削除して、最新版をインストールしてみたが、映像が表示されない。インストールを繰り返すが・・・。「Flash Player レスキュー!」(IE8対応)も確認したが・・・、やっぱりダメ。

疲れたところで、IE9の「ツール」メニューを見ると、「ActiveX フィルター」にチェックがあるじゃありませんか。どうして、いつ?(いつか、どこかで、何かをしたのでしょう・・・きっと。)
チェックをはずすと、画面が無事回復。疲れるなあ。


★★★★★ 孫娘が、離乳食を始めて(9/14)一週間後に、笑顔でソフト煎餅を食べている写真が届いた ★★★★★

上層大気調査衛星「UARS」

YOMIURI ONLINEの記事「衛星があなたに当たる確率は20兆分の1以下」(9/22、ワシントン=山田哲朗)によれば、UARS(上層大気調査衛星)が大気圏に再突入して、人に当たる確率を次のように報じている。
・米航空宇宙局(NASA)は21日、寿命が尽きて地球に落ちる大気観測衛星(UARS)が大気圏に再突入する時間は、米東部時間の23日午後(日本時間の24日未明から午前)になるとの予測を発表した。
・地球上の誰かに当たる確率は推定3200分の1。自分に当たる確率は20兆分の1(他紙では21兆分の1)以下と極端に低くなる。

さてさて、上記の確率はどんな計算をした結果なのだろう。巨大なロシアンルーレットみたいで、日本の秋分の日の翌日(24日)に、運悪く衛星の破片が当たってしまったら、その人にとっては、やっぱり100%なのだ。その隣にいる人だって、ただでは済まないだろうし、更にその隣にいる人も・・・。
落下場所も特定できない以前に、ず~っと小さな人に当たる確率が計算できるなんて、どこか変だな。確率論は、ある意味希釈剤の役割も果たしているようで。

2011年9月21日水曜日

孫と台風15号

久し振りに強烈な台風に襲われた。子どものころ、北九州の台風襲来に、父親が雨戸に釘を打って準備していた記憶がある。当時の台風が強烈だったのか、それとも家の造りが悪かったのか。さすがに今回、そんな必要性を感じなかったが、うなるように吹き荒ぶ強風とガラス窓を叩きつける豪雨に、子どものころの台風を思い出した。

土砂降りのなか出かけるのに躊躇して、いつも通っている地元公園にある健康運動センターの健康体操コースを休ませてもらう。

夕方までの強い風雨に、孫たちの様子が気になりメールしてみると、休みのとれた父親と母親に囲まれて安心との返信があった。ストローコップを抱えてニッコリ微笑む孫娘(妹)と、スプーンをくわえて食事姿の孫(お兄ちゃん)の可愛い写真が添付されていた。
孫たちにとって、今回の台風はどんな記憶が残るのだろう。風の音、雨の音、それとも両親が暖かく護ってくれたこと。

2011年9月20日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 民謡(続)

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(9/14)に、前回の代表的な「(地域別ながら)全国的に広く知られている民謡(唱民謡、例「アリラン」)」に続いて、「限定された地域でのみ歌われてきた庶民の民謡(土俗民謡)」について解説した。

土俗民謡の中から、大勢で演じられる「労働しながら歌われる歌(「労働謡」)」、「人生の節目に行われる重要な儀式の際に歌われる歌」、および「喪中の家の前で行なわれる演劇の踊りや歌」などや、その他に、一人でつぶやくように歌われる歌が紹介された。

▼キム・チャンオク他による、コムン(巨文)島に伝わる(船乗りたちの)民謡「ペンノレ(뱃노래:船歌)」(歌詞)を聴く。オ~ヤ~ディ~ヤ~の掛け声が、まるで潮風を受けて、櫓をこぐように繰り返され、清々しい歌だ。

▼ユ・ミョンス他による、お葬式の際に歌われた京畿道ヨンイン(龍仁)の「サンヨソリ(상여소리)」(歌詞)を聴く。故人を偲びつつ進む、野辺送りの行列の歌のようだ。インターネットに、いろいろな階層の行事写真(再現もあるだろう)を見ることができる。

▼タク・スンニョによる、江原道ヤンヤン(襄陽)カンヌンウプ(江陵邑)「アドゥネタリ(아든에 딸이<진주낭군>)」を聴く。淡々と聞こえることで・・・。


(付記)
NHK NewsWebによれば、台風(15号)の影響により「132万人余に避難指示・勧告」(9月20日 17時31分)とのこと。

2011年9月19日月曜日

孫の絵本「おやすみ、ぼく」

久し振りに、国分寺の紀伊国屋書店に、孫の絵本を探しに行く。昨日、孫と遊んだというのに、もう次回のことを考えている。吉祥寺や新宿の大型書店は本探しに骨が折れるので、国分寺のこの書店は児童書もほどよくあって便利である。

さて、何がよいだろうかと思案するほど、2歳半の男の子に向いている絵本を決めるのは難しいが、やはり、母親に話して聞かせてもらえる、無理のない言葉と間合いがとれるものがよいだろう。そして、最後に母親のやさしい想いが感じられるものを選んだ。
絵本「おやすみ、ぼく」(作:アンドニュー・ダッド、絵:エマ・クエイ)は、オランウータンの坊やがベッドの中で眠る間際にひとりごとをする、パステルで描いた美しい絵本だ。孫も、この絵本を見て、一日一緒に遊んだ自分の体のひとつひとつに思いやってくれればと思う。

「偉誕2」、「SSK3」の視聴率

イ・ソンヒがメンター(指導者)として参加している(地上波)MBC「偉大なる誕生2」と、オーディション番組草分けの(ケーブルテレビ)Mnet「スパースターK3」の視聴率について、スターニュス(9/17)が次のように報じている。

・17日、視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチによると、16日午後10時台に放送された「偉大なる誕生2」の第2回(放送)は、15.8%(以下、全国集計基準)を記録した。これは、去る9日の初回時の12.2%より、3.6%ポイント上回った。・・・同じ時間帯に放映された、他地上波の番組をすべて抜いて、2週連続同時間帯1位を占めた。

・16日午後11時台に放送されたMnet「スーパースターK3」は、平均12.7%、最高14.6%の視聴率を示した。これは、去る9日放送分よりも平均で1.2%ポイント、最大1.4%ポイント上昇した数値だ。 ・・・6週連続で地上波番組まで、すべて抜いて、同時間帯視聴率1位を獲得。

いずれのオーディション番組が、同時間帯で1位の視聴率を確保していているのは驚異的だ。
オーディションへの参加者の実力を見ることもあるが、それだけでなく審査員のコメントも視聴者は楽しんでいるのかもしれない。オーディション番組が長続きする、視聴者の支持がある背景をメディアはもっと分析して欲しい。当初、グループ歌手の流れと違う、ソロの歌い手への希求のようにいわれていたが、それだけなのだろうか。

2011年9月18日日曜日

孫と留守番

若夫婦が、人生の高い買い物に外出するため、2歳半の孫(お兄ちゃん)と家で留守番して欲しいと頼まれた。6ヶ月の孫娘(妹)は一緒に連れて行けるが、孫はやんちゃ盛りで、じっとしていられないだろうということで、午前9時半から昼過ぎまで、DVD(「ファイティング・ニモ」、「ポンポンポロ」、「となりのトトロ」)を見たり、近所の公園で遊んだりして時間を過ごした。
孫は、しっかり状況を理解していて、わがままをいったり、泣いたりして手こずらせることはなかった。幼くても我慢しているのが見えて切なくなる。本当によい子に振舞った・・・。

孫は、両親が帰宅すると、一瞬にしていつもの孫に戻った。母親にまとわりつき、横になっている父親のそばを走りまわった。いいぞ、いいぞ・・・、わたしもホッとした。次の留守番に自信がついた。

2011年9月17日土曜日

イ・ソンヒのトロット・メドレー

年初(1/3)に触れた、イ・ソンヒのトロット・メドレーのYoutube映像を久し振りに見る。

歌謡界で国民歌手の称号をもち、長くトップの地位を保ち続けるイ・ソンヒは、歌唱力に裏打ちされているのは当然だし、ファンとも、時代を共にし安定した良好な関係を続けている。2009年、本年の2011年と、(韓国)国内コンサートツアーを各年10ヶ所の諸都市で開催している。

彼女が大衆の支持を得る理由に、幅広いレパートリーがある。歌い続けるバラードだけでなく、大衆に深く厚い層を持つ歌謡曲(トロット)や民謡、あるいは国楽にまで及んでいる。
シム・スボンの「愛しか私はわからない(사랑 밖에 난 몰라)」、ナフナの「ムシロ(무시로)」、チュ・ヒョンミの「片想い(짝사랑)」を、原曲に敬意を表しながら軽快に自分のものにして歌う、彼女の姿がYoutubeに登録されていて、(彼女がトロットや民謡を歌う他のYoutube映像もそうだが)観客との一体感が素晴らしい。

解説によれば、2001年6月5日のテレビコンサートで、自由大邱文化放送によるもののようだ。(画面には、イ・ソンヒスペシャル「MBC歌謡コンサート」と表示。MBC=文化放送)

(Youtubeに登録のtheykilledmon013pic、maxmike0320526apolloに感謝)

(本ブログ関連:”シム・スボン”、”ナフナ”、”チュ・ヒョンミ”)

2011年9月16日金曜日

バナナバーアイス

子どもの頃に食べた、バナナバーアイスはどこへ行ったのだろう。直方体で、バナナ色に着色して、バナナ味が加味されたバー付きアイスだ。銀色の紙に包まれていて、冷凍室で冷え固まったとき、上手にはがすのに苦心した。中から出てくる固めで黄色のアイスは、冷え冷えのとき、アイス・キャンデーといってもよいくらいだった。歯にしみた。
一口食べると、本物のバナナにつながるバナナ味に出会える。バナナそのものでないにもかかわらず、十分に満足できた。そこには想像のバナナの味と香りがあった。いやあ、あの頃は美味しかったなあ。
バナナ味探しの巡礼は続く。

(本ブログ関連:”バナナ”)

2011年9月15日木曜日

火星着陸

ナショナルジオグラフィックの記事「2030年代に火星へ、SLS計画」(9/15)は、NASAが14日に発表したSLS(Space Launch System)を次のように報じている。
なお、下記〔 〕内はウォールストリートジャーナル記事(9/15)情報を比較に付した。

・(SLSは)開発費用100億ドル(約7660億円)の巨大プロジェクトだ。
〔cf. 新型ロケットの開発計画の規模は、350億ドル(約2兆6800億円)。〕
・新型ロケットは、70トンの物資を搭載でき、将来的にはその2倍近い物資の輸送を可能にする予定だ。
・2017年:新型ロケットの完成予定、まずは無人での試験飛行を実施。
・〔2021年:新型ロケット・・・NASAはこのロケット使った初の有人飛行〕
・2025年までに:小惑星への有人探査を実施。
・2030年代:火星へ人類を運ぶことを目標に掲げている。

人類が火星に初着陸する2030年代までの、20年、場合によっては30年先まで待つにはちょいと長過ぎる。孫たちにしても、30代の年齢になっているのだから。
火星は、空想の侵略者たちの出発地というよりは、いずれクロニクルに語られる、どちらかといえば感傷的な思い出が綴られる私の町であり、私の故郷になるのだろう。

2011年9月14日水曜日

孫娘の離乳食

地元公園にある健康運動センターに出かけようとしたときメールが届いた。孫娘(6ヶ月9日)が離乳食をはじめたというのだ。髪に白いリボンを付けた孫娘は、離乳食に満足したようだが、それでも物足りないのかシャモジにまで噛り付いている写真が添付されていた。シャモジの感触を楽しんでいるのだろう、噛み続けているあどけない表情が可愛い。

そうそう、一昨日訪ねたとき、孫娘は腹ばいの姿勢から一瞬這い這いらしき姿勢をとった。這い這いも間近である。孫娘は、おにいちゃん(孫:2歳6ヶ月)と一緒にすくすく育っている。

(本ブログ関連:"孫の離乳食")

イ・ソンヒの「私の街」

以前も触れたが、イ・ソンヒがSBS歌謡ショー「イ・ソンヒと友人達」で、彼女の5集アルバムタイトル曲である「私の街(나의 거리)」(歌詞:1989年)を歌う映像がDailymotionに登録されている。ちょっと気難しげだが美しい彼女の姿をもう一度探してみた。
同一の番組名でYoutubeに登録されているものがあるが、どうも時期が違うようだし・・・下記映像の放送はいつ頃のことだろうか。
(Dailymotionの自動再生を調べたが・・・残念)


이선희 - 나의 거리 89 投稿者 gamuwang

2011年9月13日火曜日

イ・ソンヒのアルバムリリース時期

イ・ソンヒは、1984年に「江辺歌謡祭」で「Jへ」で大賞受賞した翌年、地球レコードから第1集アルバム「ああ、昔よ」以来、一昨年の第14集「愛よ...」まで順調にリリースしている。彼女の公式ホームページに掲載(home>Diskgraph>正規アルバム(정규앨범)>全体表示(전체보기))の一覧から次の表にしてみた。

リリース時期(下記の「月別」表)について見ると、春(4)、夏(3)、秋(4)、冬(3)であるが、最近はもっぱら春を間近にした頃が多いようだ。ということで、(今年2月、カーネギーホールでのコンサートで新曲発表を期待していただけに・・・)来年のアルバム登場を期待しています。

<アルバムリリース順>
アルバム リリース 発行元
[1집] 아! 옛날이여 1985. 01. 25 지구레코드
[2집] 갈바람 1985. 11. 25 지구레코드
[3집] 알고싶어요 1986. 11. 30 지구레코드
[4집] 나항상 그대를 1988. 02. 01 서울음반
[5집] 나의 거리 1989. 04. 10 서울음반
[6집] 왜 나만 1990. 08. 20 서울음반
[7집] 그대가 나를 사랑하신다면 1991. 07 서울음반
[8집] 조각배 1992. 08 서울음반
[9집] 한송이국화 1994. 03. 03 서울음반
[10집] First Love 1996. 10. 24 예당음향
[11집] Dream of Ruby 1998. 11. 02 예당음향
[12집] My life + Best 2001. 03. 26 예당음향
[13집] 사춘기 2005. 04. 14 EMI
[14집] 사랑아... 2009. 02. 25 Mnet

<アルバムリリース月別>
アルバム リリース 発行元
[1집] 아! 옛날이여 1985. 01. 25 지구레코드
[4집] 나항상 그대를 1988. 02. 01 서울음반
[14집] 사랑아... 2009. 02. 25 Mnet
[9집] 한송이국화 1994. 03. 03 서울음반
[12집] My life + Best 2001. 03. 26 예당음향
[5집] 나의 거리 1989. 04. 10 서울음반
[13집] 사춘기 2005. 04. 14 EMI
[7집] 그대가 나를 사랑하신다면 1991. 07 서울음반
[8집] 조각배 1992. 08 서울음반
[6집] 왜 나만 1990. 08. 20 서울음반
[10집] First Love 1996. 10. 24 예당음향
[11집] Dream of Ruby 1998. 11. 02 예당음향
[2집] 갈바람 1985. 11. 25 지구레코드
[3집] 알고싶어요 1986. 11. 30 지구레코드

2011年9月12日月曜日

孫と十五夜

今晩は十五夜。仲秋の名月、の空に美しい満月(月齢14.0)が上ってきた。素晴らしいお月様を見せたいと、月見団子とススキを用意して、孫たちに会いに行く。
若夫婦の家の前で、ちょうど病院(孫たちは二人とも風邪をひいている)から帰ってきたばかりの孫たちと出会う。遠くから可愛い声でわたしを呼んでいる。

ススキの穂と葉を背景に飾り、若夫婦がそれぞれ子供(孫)たちを抱いて、月見団子まで持ってもらったところを写真に撮る。楽しい夕食後、窓をあけて孫(お兄ちゃん)を抱えながら月を見る。月にはウサギがすんで餅をついていることや、月に帰ったかぐや姫のことも語り聞かせたけれど・・・役者不足でしんみりと話はできなかったな。

というわけで、孫が風呂に入る時間となり、その機会に帰ることにした。そうそう、来週の日曜日に、孫と4時間ほど一緒に留守番して欲しいといわれた。実にうれしいねえ。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 民謡

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(9/7)に、韓国の地域別の代表的な民謡を紹介した。

これまでの番組の展開について、国楽の楽器→リズム(長短)→音楽の種類(散調、今週は民謡)が説明されたことの確認から始まった。

土地土地に根ざした民謡の起源の解説を前提に、大きく四つの地方(京畿道、南島、白頭大幹地方、西道)に分けて、それぞれの「民謡(민요)」を次のように解説した。

<京畿道民謡>
▼イ・チュニによる京畿道民謡「ユサンガ(유산가:遊山歌)」を聴く。どちらかといえば、民謡の持つ生活の喜びのイメージというより、山水画のような淡色の世界が想起された。

民謡の専門家による歌を「雑歌」といい、京畿道民謡「ユサンガ」もその一つで、歌い手ひとりが舞台の中心に正しく座りながら歌い、明るく、きれいな曲調が特徴・・・ とのこと。

<南島民謡>
南島(全羅道、慶尚道、済州島を含む地方で、民謡の場合、全羅道地方を中心とした地域)民謡は、京畿道地方の民謡に比べ、その歌う声は太く低く、心の底に響くような印象を与える・・・とのこと。歴史的な背景から、多くの民謡が生まれ、歌のふるさととして広く知られていると、説明された。

▼ソン・チャンスン、オ・ジョンスクによる南島(全羅道)民謡「ユクチャペギ(육자배기-4)」を聴く。イ・ソンヒに例えられるような、押し出すような圧倒的な声量で、それも強力である。海の広さ、人生の長さを越えるように歌われる。

<白頭大幹(大幹=山脈)地方>
地理的に、白頭大幹により区分された東側に位置する地域、特に咸鏡道、江原道、慶尚道地方の民謡で、言葉や抑揚も強いイメージのある地方であり、民謡も比較的、強弱やメロディー変化が激しいといえ、歌の特徴はメナリトリ(메나리토리)と称して、どこか物悲しい印象を受ける・・・とのこと。

<西道民謡>
半島北部地域の黄海道と平安道地方の西道の民謡を指し、代表的な曲「スシムガ(수심가)」にちなんで、スシムガトリ(수심가토리)といわれているとのこと。この歌は、地域の歴史的な背景から、悲しさが込められているという。

▼オ・ポンニョ、シン・ジョンエ、ユ・ジスクによる西道民謡「スシムガ(수심가:愁心歌)」を聴く。長いトーンとビブラートの組み合わせが気になって・・・。

(追記)
以前、韓国文化院で子供向けに「韓国伝統音楽公演と伝統楽器体験」(7/17)のイベントが催されたとき、民謡指導者の方が、地域別に民謡の特徴を次のように説明した。(不十分なメモであるが)
・京畿道民謡は、ソウル言葉の特徴で、言葉の最後が上がる傾向があり、明るい。
・南島民謡は、太い声で表現の最後に下る傾向があり、心から出る。
・東部(白頭大幹地方)民謡は、半島の北部。
・西道民謡は、寂しい。

2011年9月11日日曜日

「偉大なる誕生2」のサム・カーター

イ・ソンヒがメンター(指導者)として登場する、MBC「偉大なる誕生(シーズン2)」の初日放送(9/9)を残念ながら視聴する機会を持てなかったが、新聞、Youtubeなどで、早速とりあげられている。
韓国経済の記事「"偉大なる誕生2"のイ・ソンヒ、サム・カーター絶賛 "韓国にはない声"」(9/10)は、挑戦者サム・カーターに対するイ・ソンヒのコメントを次のように報じている。

・9月9日放送されたMBC 「偉大なる誕生2」では、ロンドンのオーディション現場が公開された。この日の放送には、韓国人の母を持つ(会社も止めて来た)挑戦者サム・カーターが出演して、自分の技量を誇った。

サム・カーターは、オーディションの場で、Adeleの「Someone like you」を熱唱し、審査委員たちは驚くべき歌唱力を褒め称えた。

・歌が終わった後、イ・スンファンは「珍しいトーンだ。その風変わりなトーンに高い点数を与えたい」と褒めたし、イ・ソンヒは「韓国で出会うのが難しい声だ。声を内に入れながら、濁声まで一緒に出てくるので、とても魅力的」と絶賛した。

・だが、続けて「その調子で歌をたくさんすることができるかという気がする」とし、長時間歌を歌えば喉が傷つく可能性があることを思い起させた。

(海外にいるという特別の面を別にして)独特の声質ということから、彼が、「スーパースターK2」のチャン・ジェイン のように最後まで残る可能性はあるのだろうか。

(Youtubeに登録のにLenaParkSpace76、AdeleVEVO、感謝)

(追記)
Innolifeの記事「『偉大な誕生』さわやかなスタート、シーズン1の効果」(9/11)によれば、同番組の初回視聴率は次の通り。
・12.2%(AGBニールセンメディアリサーチ全国基準)
・11.6%(TNmS)

2011年9月10日土曜日

孫娘の写真(受領)

今日の陽ざしは、まだ夏の名残りがあるものの、日影に入ると熱気に押し出されるまでに至らない。ただ、湿気にはうんざりする。空に横たわる飛行機雲は、次第に曲線状にしなって、帯状に緩んで広がり、滲(にじ)んで、まるで鱗のように見える。それは、雲間を駆け上る龍の姿を想わせた。

先日、子ども専門の写真館で撮った、孫娘の額縁入り写真が仕上がり、受け取りに行く。前に鯛飾りの料理を、後ろに命名と誕生日付を記した額を置き、口元に笑みを浮かべた可愛い着物姿の孫娘が写っている。さっそく、玄関に、孫(お兄ちゃん)の記念写真と一緒に飾ろう。毎日のご挨拶が楽しみだ。

ところで、昨日隣街の写真館に頼んだ、昨年末から携帯電話に受信したり・撮影した写真プリントを受領した。2家族(我が家と孫の家)分の焼付けなので大量になった。次に孫たちに会う機会に、プレゼントしよう。

(本ブログ関連:"孫娘の写真 ")


★★★★★ 孫が、遊び散らかしたおもちゃの間で、次第に眠くなって機嫌の悪い写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、腹ばいが上手になって大きくそり返りながら、愛らしい口元を見せる写真届いた ★★★★★

2011年9月9日金曜日

「偉大なる誕生2」初日放送

イ・ソンヒがメンター(指導者)として登場する、MBSのスターオーディション「偉大なる誕生-シーズン2」が本日午後9時55分に初放送される。当初、9/2に放映予定されていたものだが、「2014 ブラジル ワールドカップ3次予選第1戦」の韓国・レバノン試合中継のため一週間遅らせてのことである。
思いの他、手厳しいといわれる彼女の審査ぶりが見られるかもしれない、今晩の放送が楽しみである。

(本ブログ関連:"偉大なる誕生")

2011年9月8日木曜日

「偉誕2」参加者のイ・ソンヒへの期待

韓国経済の記事「『偉誕2』メンター(指導者)のイ・ソンヒ、思いがけない審査の第一人者? よどみない決断力の前触れ」(9/7:ウ・グンヒャン記者)は、MBC「偉大なる誕生(シーズン2)」にメンターとして登場したイ・ソンヒに焦点をあてて次のように報じている。

・大韓民国最高のディーバ(歌姫)、イ・ソンヒがソウル上空を横切るヘリコプターとともに登場して「偉大なる誕生2」の開始を告げた。

・すでに歌手として韓国最高の位置に立っていて、しかも国民スターのイ・スンギを輩出した経歴があるものの、一人ではなくチームワークが重要な「偉大なる誕生2」では、イ・ソンヒがどんな姿を見せるのか関心が高まっている。

・「偉大なる誕生2」に訪れた国内外の参加者も、メンターのイ・ソンヒに対する期待が大きい。「自分のメンターになったらと思う人は?」、「歌唱力をあやかりたいメンター!!お母さんのような優しく包むようなメンター」を問う質問に、多くのメンティー(助言を受ける人)たちは、躊躇なく「イ・ソンヒ先生!」をと叫んだ。果たしてイ・ソンヒは、メンティーたちの期待にどのように応えるのだろうか!

・オーディション直前に行なわれた事前インタビューで、イ・ソンヒは、「わが国の歌謡界が発展している理由は、決まった枠(わく)がないため」としながら、「枠を破る志願者がたくさん出れば良い」と望みを伝えて、「偉大なる誕生2」を通じて、参加者たちに対する期待と興奮を隠すことができない様子を見せた。

・(この)番組を出て、歌謡界で長く生き残ることができる真の歌手を探したいという抱負を明らかにしたイ・ソンヒは、歌謡界全般を心配する大韓民国の最高のディーバにふさわしい姿を見せた。

・審査中、称賛と助言を惜しまなく、志願者たちの器をどんどんいかしてくれる歌謡界の母親代わりらしさを見せてくれたイ・ソンヒは、限りなくやさしい母親の微笑を浮かべながらも、合格と脱落の間では大胆な決断力を見せてくれた。共に審査をした他のメンターたちは、推しはかることができないイ・ソンヒの審査スタイルに「イ・ソンヒは思いがけない(予想外の)審査の第一人者だ!!」と叫んだほど。

・果たして新しく始まる「偉大なる誕生2」のオーディション会場で、何が起こるのだろうか? 帰ってきた歌王、イ・ソンヒのカリスマの後ろに隠された、思いがけなさをうかがうことができる「スターオーディション、偉大なる誕生2」は、9月9日(金)夜9時55分初放送される。

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2011年9月7日水曜日

「偉大なる誕生2」のイ・ソンヒ

韓国経済の記事「偉大なる誕生2 初放送、イ・ソンヒ"思いがけないカリスマ" 前触れ」(9/6:パク・ヘジン記者)によれば、イ・ソンヒの思いがけないメンター(指導者)振りが紹介されている。

・MBC「スターオーディション-偉大なる誕生」シーズン2の初放送日が、9日の夜9時55分と確定した。
・制作スタッフによれば、イ・ソンヒは慈しみ深い微笑を浮かべて(オーディション参加者を)容赦なく脱落させ、ソフトなイメージのユン・サンは頑固な評価で参加者らを凍りつかせた。また、イ・スンファンは「私も発音、鼻声に問題がある」として、「偉大なる誕生のシーズン1に参加したならば予選脱落しただろう」と述べた。

以上については、先日の10Asiaの記事と印象が随分違う気がする。初日放送を見て確かめるしかない。9日の夜が楽しみである。

(本ブログ関連:"偉大なる誕生")


(昨日、孫たちと吉祥寺散歩したとき一緒に写った写真メールが届いた)
★★★★★ 孫が、一緒にカメラに視線を向けず、照れ隠しして一人空を見上げている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、不器用なわたしの抱っこにもかかわらず、一人カメラに笑顔を向ける写真が届いた ★★★★★

2011年9月6日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 散調(サンジョ)

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/31)に、前回までチャンダン(長短:チニャンジョ、チュンモリ、チュンジュンモリ、チャジンモリなど)のテンポについて解説してきたが、今回からチャンダンを活用した音楽を見ていくことになり、当回では「一般庶民たちが広く親しんだ器楽独奏曲」の散調(산조:サンジョ)について紹介された。

まず、国楽の「伝統継承の形を現す言葉として・・・口で伝え、心で教えるという意味の言葉」の「口傳心授(구전심수)」の解説から始まった。

▼ユン・ユンソク(アジェン)、キム・チョンマン(チャング)によるユン・ユンソク流アジェンサンジョの中から「チニャンジョ」を聴く。出だしに何だか現代音楽を聞いているような錯覚を覚えた。

サンジョ(散調)の音楽的特徴
・演奏の特徴は「その時々で、状況や感情に伴い、自由に変わっていく」こと。
・ただし「全てが自由なのではなく、チャンダン(長短:チニャンジョ、チュンモリ、チュンジュンモリ、チャジンモリを中心)の流れに合わせて演奏される」。
・カヤグムサンジョ=チャンダン+クッコリ+フィモリ
・コムンゴサンジョ=チャンダン+オンモリチャンダン
・作曲者の名を冠して「~流」と曲名に付けられるとのこと。

▼パク・ジョンソン(ハーモニカ)、コ・ミョンジン(チャング)によるハーモニカサンジョ「ヨルリム(열림)」を聴く。ハーモニカの音色のせいか、庶民の日常を題材にした映画に流れてきそうな、とても素朴で馴染みやすい音色がする。

サンジョ(散調)の歴史
・起源は、「(100年ほど前の)1800年代末にキム・チャンジョというカヤグムの演奏家がサンジョという形で演奏したのがその始まりだとされ」、その後、他の楽器にも展開されたとのこと。
・「サンジョの・・・メロディーの変化が複雑で、演奏するスピードもとっても速くなったため・・・サンジョ演奏用に、近年になってからサンジョカヤグム、サンジョテグム、サンジョアジェンといった楽器が開発されるようになった」とのこと。

▼キム・スチョル(ギター)による「ギターサンジョ」を聴く。えっ、これってサンジョなのという感じで、ギターの独特な奏法も加わって・・・クロスオーバーだろうか。

(余談)
今日のNHK「テレビでハングル講座」の基本文型は、「알고 싶어요」なので、当然K-POPコーナーに、イ・ソンヒの「알고 싶어요(分かりたいです)」が紹介されると期待したのに、・・・1986年ではだめなのでしょうか。

孫のお供

休みの取れた息子の家族と吉祥寺駅前で待ち合わせて、旧伊勢丹後にできた複合商業施設「コピス吉祥寺」の3階にある「ママ キッズ テラス」に、一緒に可愛い孫たちの服を探しに行く。
このフロアにある乳幼児の服や玩具ショップは、いかにもアメリカ風の色彩、デザインのものが多数あって目をひく。今日は、子ども服選びのお供のわけだが、孫たちと一緒に過ごすことができて大満足。

若夫婦に招かれた昼食の後、井の頭公園の滑り台で、孫(お兄ちゃん)と一緒に汗をかきながら遊んだ。おかげで、帰り道、地元駅に降りてモスバーガーでしばらく休憩。孫は疲れるが、でも心が癒される宝物である。

2011年9月5日月曜日

イ・ソンヒと江辺歌謡祭新聞記事

イ・ソンヒのファンクラブ"Skysunny"の掲示板に、彼女が1984年に「Jへ」で大賞受賞したMBC第5回「江辺歌謡祭」(7月29日(日))の結果について報じた「京郷新聞(1984年7月31日)」の記事が掲載されている。

なお、同記事は、サイトNAVERが提供する、デジタルニュースアーカイブで確認することができる。以前、デジタルニュースアーカイブを知り、「江辺歌謡祭」の記事を探したが見つけそこなった。こんなに大きな記事なのに・・・。

デジタルニュースアーカイブの見方。
・京郷新聞を表示したら(不要な表示を×印で消して)、紙面の上にある紙面数表示を最終面(12面)にする。
・12面左上の記事「若い熱気むんむん『江辺歌謡祭』(젊은 열기 가득 찬 『강변가요제』)」をダブルクリックする(倍率をあげる)と、記事が青い線で囲まれる。
・青い線囲みの右上にある選択表示で、テキスト表記/スクラップ表記(こちらは×)のいずれか選ぶことができる。
・テキスト表記は、漢字混じり/ハングルのみのいずれかを選択できる。ただし、表記をドラッグ・コピーは不可なのが残念。

(本ブログ関連:"NAVERデジタルニュースアーカイブ")
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2011年9月4日日曜日

秋の風

イ・ソンヒは、1984年に「Jへ」で大賞受賞した「江辺歌謡祭」でのデビュー後20年を記念して、世宗文化会館(大劇場)で「"Jへ" 20周年記念コンサート」(2004年8月26日~28日)を開催した。そのときに歌った、アルバム2集「秋の風(갈바람)」(歌詞*:1985年、地球レコード)のタイトル曲である「秋の風」をYoutubeで視聴することができる。
秋の風は、ひとの心まで奪い立ち去ったようだ、懐かしい思い出だけを残して。イ・ソンヒはそれをドラマチックに歌いあげる。

(*)ブログ「heesuna nada」(heesun_i)に感謝。



(Youtueに登録のpops8090に感謝)

扇風機

盛夏を過ぎて、秋になると、なぜか急におとなしくなる。風の音に驚き、夏の思い出にふけるというわけだ。
エアコンはまだよい、冷風から暖風に変えれば、一年を通して部屋の中に身の置き場があるのだから。しかし扇風機はどうだ。あれほど節電に寄与して、廻りに持ち上げられ、店頭から姿を消すほどの人気だったのに。役目が終われば、押入か納戸に置かれるのを待つだけだ。秋はさびしいねえ。

ところで、扇風機が風力を発揮するのためには、羽についた汚れ(埃)が大敵である。きちんと取り除く必要がある。
・今年の夏の初めに、しばらく振りに小さなクリップ扇風機を使ってみたところ、風がさっぱり吹いてこないのだ。そこで、羽に付着した汚れをていねいに洗い落としたところ、驚くほど立派に風が吹いた。・・・インターネットのどこかで、流体力学的な説明はないだろうか。船舶のスクリューのメンテナンスも同様なのでは。

2011年9月3日土曜日

<偉大なる誕生2>のメンターのキャラクター

10Asisaの記事「<偉誕2>思いがけないユン・サンとムードメーカーのイ・スンファン?」(9/2)によれば、イ・ソンヒも参加するMBCオーディション番組<偉大なる誕生2>のメンター(指導者)たちの個性について次のように報じている。

・「メンター(指導者)たちのキャラクターが少しずつ見え始めている」とは、MBC<偉大なる誕生2>のメンターのユン・サン、イ・スンファン、イ・ソンヒ、パク・ジョンヒョン、ユン・イルサンを見る制作スタッフの話だ。来る9日、初放送を控えている<偉大なる誕生2>の国内外予選を行なう過程でメンターたちのキャラクターがあらわれ始めたとのこと。

・制作スタッフは、ユン・サンについて、「細心だが的を射る審査評」をすると語った。ソフトに見えるイメージとは異なり審査をする時、小さなこと一つも逃さないで審査評をするということ。特に舞台でどんな態度で歌うかを重要な審査ポイントとして評価したと伝えている。印象とは違った思いがけない審査評が一つのキャラクターになっていることになる。

・反面、イ・スンファンは、「全般的にムードを作り出している」と伝えた。イ・スンファンは、かなり以前から懇意にしているユン・サン、ユン・イルサンなどと互いに対話をして、自然にオーディションの緊張感を減らしている。<偉大なる誕生2>は、メンターのキャラクターが出演者たちに劣らず重要なプログラムであるという点で、自然な雰囲気の中で出るメンターたちの多様な姿は、<偉大なる誕生2>を興味深くできる要素であろう。

イ・ソンヒパク・ジョンヒョンは、優れたボーカリストとしてオーディション合格者らを本格的にトレーニングさせる時点から、特に力量があらわれると期待している。

・Mnet<スーパースターK3>とほぼ同じ時期に放映される<偉大なる誕生2>は、シーズン1よりより一層メンターのキャラクターが重要になった状況(である)。来る9日に行なわれる初放送は、メンターのキャラクターをよく生かすことができるだろうか。

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2011年9月2日金曜日

神野美伽の「歌うハングル酒場」

2007年までNHKの韓国語講座は、「アンニョンハシムニカ・ハングル講座」といわれていた。テレビ放送は、現在のようにクロマキーを多用していなかった頃で、スタジオに酒場を設けたことがある。それは、歌手の神野美伽がママ役で登場する「歌うハングル酒場」(2001年)の番組コーナーで、日本人講師と韓国人コメディアンが同席して歌や歌詞を紹介した。

Youtubeに、この「歌うハングル酒場」のスペシャル編が登録されていて、日本のおじさん達も口ずさんだものも含めて、代表的なトロットを中心に楽しむことができる。合わせて(スペシャル編に追加されたことだろうが)、当時の韓国への関心や理解がどうであったかまでを、うかがい知ることができる。いまの韓流ブームとは大分趣のちがった時代のことだ。

Youtube登録の<スペシャル編>の内容
#1 スペシャル編の紹介
#2 釜山港へ帰れ、ハンドインハンド
#3 アリラン
#4 黄色いシャツの男
#5 憎い人
#6 木浦の涙、カジマオ(行かないで)、カスマブケ
#7 ソウル賛歌
#8 イピョル(離別:吉屋潤)、I love you(原曲:尾崎豊)
#9 (K-POP:Baby Box、ラップ:ユ・スンジュン、バラード:I love you ポジション)、マンナム(めぐり逢い)
#10 アシナヨ(ご存知ですか:チョソンモ)
#11 I love you:ポジションとのデュエット

(Youtubeに登録のgokutyusakuに感謝)

(本ブログ関連:"神野美伽")

2011年9月1日木曜日

台風12号

アメリカ東海岸を襲ったハリケーン「アイリーン」並みの規模といわれる台風12号(アジア名「Talas」)は、進路を関東直撃から和歌山県あるいは兵庫県方面へと徐々に北北西側に反転している。
・ハリケーン「アイリーン」: FNNニュース(8/27)によれば、「中心の気圧が950hPa、最大風速が45mで、現在、時速22kmで大西洋、サウスカロライナ州の東の沖を北上している。」
・台風12号: 気象庁(18:00)によれば、「中心気圧 965hPa、最大風速 35m/s、(最大瞬間風速 50m/s)、速さ 15km/h、北北西へ進行。」

当地は、現在まで影響ないものの、weathernewsによれば、夜中から雨となり、明日一日、しかも夕方には本格的に降るようだ。この台風、進路が定まりにくく、明日の予定がたたない。


★★★★★ 孫が、とんがりコーンを母親の分まで食べてしまい、うれしそうに受け答えする動画が届いた ★★★★★