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2012年2月28日火曜日

風邪

この冬は、例年と比べて寒さが厳しい。おかげで、風邪をひいてしまい、咳が止まらない。いいことないな。
咳を繰り返すと、喉がイガイガして過敏になる。このイガイガが呼び水になって、また咳をつづける。いいことないな。

地元医院の処方薬をしっかり飲んで、部屋の中に静かにこもっていよう。

イ・ソンヒの<ビッグショー>2

イ・ソンヒが「変身そして愛 1996年KBSビッグショー」で、自身の数々のヒットソングを歌う映像を、Youtubeで先日(2/22)見たが、それ以外にDAUMの「TVポット」にも次の映像があったのでエンベッドする。
イ・ソンヒは、「あなた()」と、韓国ロックの父といわれるシン・ジュンヒョン(신중현)の「雨の中の女(빗속의여인)」を、随分と洗練させ熱唱している。



(Youtubeに登録の45digginに感謝)

(本ブログ関連:"イ・ソンヒの思い出の<ビッグショー>"、"イ・ソンヒの<ビッグショー>")

KBS WORLD「国楽の世界へ」 南相一

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/22)に、人物シリーズ16回目として「パンソリの分野に新しい風吹き込んでいる若手の歌い手(소리꾼)」の、南相一(남상일、1979年~)紹介した。

映画「王の男(왕의 남자)」に登場する大道芸人の紹介から始まった。
(この映画に使われている歌「因縁(인연)」は、イ・ソンヒによる。女性にはうけているようだけど、未見である。)

パンソリの歌い手について、昔の大道芸人との関係が次の通り説明された。
・昔、大道芸人「広大(광대)」とは、綱渡り、仮面劇や歌などといった様々な芸をこなす芸人をさす。パンソリを歌う歌い手も「広大」と言われた。
Wikipediaによれば、「パンソリの父」申在孝(신재효、1812年~1884年)は、「広大」から口承を聞き取り定本にし、両班階級にも通用する文学として体系化した、とのこと。

南相一による創作パンソリ「独身男のコシギ歌(노총각 거시기가)」を聴く。・・・なぜか吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を思い出した。 (参考:ブログ「シンソンの夢」)
(Youtubeに登録のdorapara84に感謝)

洗練された伝統ある次の5作品以外は、近年に入って多用な素材を基にした創作パンソリとのこと。
・「興夫歌(흥보가)」、「沈清歌(심청가)」、「春香歌(춘향가)」、「赤壁歌(적벽가)」、「水宮歌(수궁가)」

南相一他による「鳥打令(새타령)
」を聴く。うん、これもモダナイズして、なんだか別物の気がするが・・・。

次のように南相一プロフィールが紹介された。
・1979年 全羅南道南原の平凡なクリーニング屋の息子として生まれる。
・2003年 国立唱劇団に最年少団員として入団
・京畿道地方や西道地方の民謡、巫俗音楽など様々な歌を学ぶ。
・「スリ(수리)」という音楽団体を作り、その代表として活動している。

▼南相一他による「赤壁歌(적벽가)」の中から「赤壁火戰(적벽화전)」を聴く。本格的に歌いこまれている。