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2013年7月5日金曜日

「第20回 東京国際ブックフェア」と芝居「プライド[傲慢]」

今日は一日中、汗をかきながら有明と池袋の2ヶ所を巡った。

午前から昼をまたいで、東京ビッグサイトで開かれた「第20回 東京国際ブックフェア」に行く。まず、2つのセミナー、韓国の出版業界の現状と翻訳出版事情について日韓関係者の話しを聴く。
講演録に相当する冊子が事前に配布されたので、両国の出版事情が理解しやすい。例えば、取り次ぎという管理システムの有無、再販制度の有無、日韓・韓日翻訳点数などについて日韓に大きな違いがあるが、何が売れるかという出版ビジネスの課題は双方同様である。
2012年度の出版売り上げ、日本(雑誌9,385.4億円+書籍8,012.9億円)、韓国(5兆6,754億ウォン≒5,675億円)。
さらに、電子書籍マーケットについて、日本(730億円)、韓国(60億円)という市場規模に大小の差はあるものの、今後の影響について語られた。

セミナーの次に、ブックフェアに出展の書店コーナーに欲しい書物との出会いを求めて会場を巡った。それは鉱物関連であり、稲荷信仰関連の分野だったが、残念ながら目ぼしい本は見つからなかった。あるいは高価すぎた。
今回、ブックフェアのテーマ国に韓国がなったが、販売してくれる本はなくて。随分以前、そんな機会もあったけれど。

(本ブログ関連:"第16回 東京国際ブックフェア"、"第17回東京国際ブックフェア"、"第18回東京国際ブックフェア"、第19回行かず残念)

それにしても、ブックフェア恒例のCD販売が、一般CDショップと変わらぬ価格帯になっているのが残念。
東京ビッグサイトの最後に、親類の紹介で、同館内別会場で開催中の「ナノ・マイクロビジネス展」を覗く。

3時過ぎ、東京ビッグサイトから池袋へ向かう。
昨年も観劇した、演劇レーベルBö-tanzの「七つの大罪シリーズ最終章 プライド[傲慢]」(作はなださとし)を見るためだ。今回はシリーズ最終に相当する7作目で、昨年6作目「スロウス[怠惰]」を初めて見てからの2回目だ。今回は親類と合流して・・・。

前回(6作目)は、緑の宝石エメラルドをストーリー展開のキーに使ったが、今回は青紫のカーネーションが素材に使われ・・・降りそそぐことになる。

(本ブログ関連:"芝居「Sloth-スロウス[怠惰]-」")

大音響と早い台詞廻しに、おじさんは追いつくのに大変だ・・・役者さんの舞台へ注ぎ込む情熱、そして熱演に圧倒される。