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2015年7月14日火曜日

冥王星フライバイ

今晩、太陽系惑星の果て、準惑星の冥王星にNASA探査機ニューホライズンズが最接近(フライバイ)する。

(本ブログ関連:”ニューホライズンズ”、”NASA”、”探査機”、”衛星”)

フライバイ時刻は、日本時間14日午後8時49分57秒(米:14日午前11時49分57秒)。といって、夜空を見上げてもわからぬ遥か彼方のことだが、夢はふくらむ。今夜の経験で、将来の宇宙研究者になる子どもたちが生まれることだろう。これは、もっと楽しいことだ。ニューホライズンズは確実に種を撒いた。

NHK NEWSwebは、「NASAによりますと、探査機が14日夜、冥王星への接近に予定どおり成功したかどうかが分かるのは、およそ13時間後の日本時間15日午前で、さらに最も接近したときに撮影した画像が地球に届くのは、16日の未明以降になります。」と報じた。

さて、冥王星の表面模様(AstroArtsによると、クジラ、ドーナツ、ハート)の詳しい様が観測されるのが待ち遠しい。氷の星か? 強風の星か? 砂漠の星か? 一体どんな星なのだろう。

毎日新聞の「余禄」で、「▲ニューホライズンズはその後太陽系外縁の天体を観測し、搭載メモリーに人類からのメッセージを記録させて太陽系の外へ旅立つ。中には冥王星の発見者(米国の天文学者C・)トンボーの遺灰の一部も納められている。」と語られている。遺灰と魂は別のものといわれるが、そうじゃない、ニューホライズンズに納められた遺灰は、この天文学者の魂だ。託されたものだと思ってしまう。

探査機の孤独な旅程に人間味を感じる。ボイジャーのことも、はやぶさのことも忘れちゃいないよ。(日本人は機械にも魂を感じる)