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2015年11月12日木曜日

イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」

一途な想いの歌なら、(想いなんて知らぬ頃に聞いていたのだが)、プラターズ(THE PLATTERS)の「ONLY YOU」(1955年)だろう。アメリカン・ポップの流れるラジオからこの曲を聴いたのは、リリースされてからもっと後のことだ。Youtubeで聞き返すと、当時の懐かしさがよみがえる。(登録者Aguinaldo Oliveiraに感謝)

映画「家門シリーズ」の第一弾「家門の栄光」は、ヤクザの親分の娘が、ソウル大卒の若きベンチャー企業経営者に恋することから始まる喜劇である。箱入り娘に育てられた彼女はすべてにおいて純粋で、現実を吹き飛ばすギャグな騒動を巻き起こす。そんな彼女が、ピアノで弾き語りして哀切に歌うのが、イ・ソンヒの4集に所収の、「私はいつもあなたを(나 항상 그대를)」(1988年、キム・ミンジョン作詞、ソン・シヒョン作曲)だ。(ちなみに、日本のカラオケでは、曲調がまるで演歌風になっている)

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを”、”家門シリーズ”)


いつもあなたを、慕っているのに
思うようにはいけない
今日も、セピア色した写真の中に
あなたの姿しのぶわ
*
いつもあなたに、会いたいのに
あなたは何処へ立ったの
優しいその姿、涙で染めるわ
あなた、私に戻ってよ

戻ってきて、私のところへ
すべて、あなただけなのよ(Oh~~)

燃える私の愛、避けられないのよ
あなた、私に(Oh~~)戻ってよ

(*以下繰り返し)

(戻ってきて・・・)
あなた、戻ってきてよ
すべて、あなただけなのよ

燃える私の愛、避けられないのよ
あなた、私に(Oh~~)戻ってよ

(Youtubeに登録のpops8090に感謝)