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2016年2月9日火曜日

神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」

季節は春に始まるけれど、想いを四季に成就する、神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」(1989年、作詞作曲:深野義和)は、<夏>の終わりに始まった恋を、翌<春>に恋の盗人を観念させる。舞台は屋形船、江戸情緒いっぱいの小粋な歌である。

次のYoutubeでは、放送用に短縮して、「金杉橋(かなすぎばし)は雪化粧/『言葉が白い文字になる』」に始まる<冬>の場面は省略されているが・・・。(「Uta-Net」で歌詞を参照できる)

とはいえ、最後の<春>に登場する、在原業平の歌にちなんだ「言問橋」の名に風情を感じる。そんな言葉に彩られた、この歌は言霊が相応しく、想いを通じさせたようだ。とても健やかで、四季の展開を楽しめる恋歌だ。

(本ブログ関連:”神野美伽”)

(Youtubeに登録のKIMURA236に感謝)