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2016年9月10日土曜日

他所の町の秋祭り

最近、空を見上げると、低層雲と中高層雲が絶妙にバランスして、くすんだ雲の上に積乱雲が見えたりする。あるとき、薄浅葱色した低層雲の上に、純白の積乱雲が照り返して神々しく見えた。ヒマラヤの高峰を想像したりもした。行ったことはないけれど。

そんな空の気配に誘われて、自転車でちょいと遠出してみた。といって、電車駅を3駅ほどの距離。通りがかりに気付くことだが、途中、鉄道の操車場があり、跨線橋から眺めれば、しばらく子どもに戻ることができる。土曜日の午後のせいか、操車場はがらんと空いていた。

目的があって遠出したわけではない。ぶらり近在巡りしただけ。そんなとき、神社や町内会の祭りの賑わいと出会った。露店が連なった神社の境内は客であふれていたし、駅裏の商店街に特設のテントに大型と小型の御輿が2基あって、はっぴ姿のおじさんや子どもたちが群がっている。まさに出立直前のようだ。

さてわが地元、まだ祭りの気配がない。それとも気付かないのか、知らないだけか。他所の町で祭りに出会って、あわてて身近を探すのだから、しょうしょう粗忽。明日にでも、町を巡ってみようかな。

(資料) 韓国の高齢化 (2015年)

高齢化については、その予兆を先日(9/4)のイ・ソンヒのコンサート会場で微妙に感じた。(中高年ながら)メインの客層である、おばさんたちのパワーが全開していたからだ。他方、(私のように)おじさん一人で呑気にコンサートに来るような姿はほとんど見かけなかった ・・・ イ・ソンヒファンの奥さんに付き添うように来場しているおじさんばかり、高齢化社会での彼らの立ち位置が見えてくるようだった。

イ・ソンヒは、いよよ輝きつづけながらも歳月の歌手になったと思う。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ 22年振りにTVコマーシャル出演”)

中央日報の記事、「『高齢韓国』 ”中位数年齢”、初めて40代超」(9/7)は、韓国統計庁発表の「2015年人口住宅総調査」結果について、高齢化が一層深まりつつある状況を次のように紹介している。(改行、箇条書きなど改変を容赦)

ちなみに、韓国の高齢化は日本以上に加速している。

(本ブログ関連:”韓国の高齢化、少子化”)

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・「2015年人口住宅総調査」(韓国統計庁、5年周期で実施)結果を7日公表。
- 高齢社会がすぐそこまで来ている。
- 65歳以上の人口は657万人/全体人口の13.2%
- 中位数年齢は初めて40歳を越えた。


・中位数年齢(年齢順に並べた時、中間にいる人の年齢)
- 2005年 35.0歳、
- 2010年 38.2歳、
- 2015年 41.2歳

・65歳以上の高齢人口
- 2010年 536万人
- 2015年 657万人

・全体人口のうち、65歳を越える人が占める比率
- 2010年 11.0%
- 2015年 13.2%

・国連による分類 65歳(以上)人口比率
-「高齢化社会」:   7%以上 ⇒ (正確には”超え”)
-「高齢社会」:    14%超え
-「超高齢社会」: 20%以上 ⇒ (正確には”21%超え”)

・韓国は
- 2000年: 「高齢化社会」に突入
- 「高齢社会」が目前まで迫ってきている。
- 今の速度なら「超高齢社会」に入るのも時間の問題
    すでに全羅南道地域は、65歳人口の比重が21.1%の「超高齢社会」に入った。

・30年前と比較
- 0~14歳の幼少年人口: 518万人減少 (2010年に比べ97万人減少)
- 65歳以上の高齢人口:   482万人増加 (2010年に比べ121万人増加)

・年齢構造
- 40~50代の人口が最も多く、壷型人口ピラミッドを示す
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