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2017年6月3日土曜日

イ・ソンヒの「水仙」

イ・ソンヒの5集収録の「水仙(수선화)」(1989年、作詞・作曲キム・チャンワン)は、「ハミングとナレーションが続く独特の雰囲気の曲」(チョン・イルソ)だ。当時、24、5の女の子がちょっと大人ぶって、少し、小悪魔的に(今じゃこんな表現もなくなった・・・)独白した。イ・ソンヒだからいいんだな。

自己愛の例えに、鏡(あるいは水面)に映る自身を眺める構図がある。独白もそんなものかもしれない。無限ループのフィードバックに迷わねばいいが、若いときは巨大渦に巻き込まれるものだ。でも、イ・ソンヒだからいいんだな。

イ・ソンヒの「水仙」に、ついつい聞き込んでしまう。彼女の清雅さを後ろ盾にしてね。


(ふふふ) みんな過ぎたこと

いや、違うわ

愛! 贅沢なことみたい

未練! (ふん、ふふ)

わたしが 水仙を好きだったとしよう

その花が散ったとしよう

それが 何!

誕生日が同じ人だけで会うとしよう

それも日を決めておいて

ちらりと会って別れるのが、何が違うの

(はぁ~) みな、過ぎたこと

違うわ、違うわ


(Youtubeに登録の이원호に感謝)