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2018年1月18日木曜日

秋期イディッシュ語 2017-13th

電車の振動は、「1/fゆらぎ」があるのだろうか、必ず睡魔に襲われる。イディッシュ語教室へ通うとき、不謹慎かもしれないが、緊張が途切れるというか心地よい居眠りを経験する。

そんなわけで、頭の中の一時ファイルをきれいに削除して出席した。(cpu、HDは旧式なれど)

今回は、ヘブライ語の雰囲気を味わう特別編(以下、”  ”内は←に、他は→に読む)
・イスラエル地図上のヘブライ文字地名の読み取り
・簡単な書式
  - 母音表示方式(ニクダー:”נְקֻדָּה” )← ヘブライ文字(子音)下の<点>が母音を示す。
  - 定冠詞(הַ)の位置(冠詞の対象となる名詞や、なんと形容詞と密着する!):
      ① ”「名詞+定冠詞」名詞」”
           ”יָם הַ‏‏מֶּ‏‏לַ‏ח‎” (ニクダー有りの例、yam ha-melakh:Lake The・Salt=死海)
      ② ”「形容詞+定冠詞」「名詞+定冠詞」”
           ”הים התיכון” (ニクダー無しの例、ha-yam ha-tichon:The・Sea The・middle=地中海)
・強動詞活用表(← ちらり見ですが)

そんなわけで、帰りの電車も、うたた寝してしまった。(暖かだったせいもあるか?)

KBS WORLD「国楽の世界へ」冬の景色

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/10)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「冬の景色」にまつわる話を紹介した。

始めに、冬季の「三寒四温삼한사온)」について次のように紹介された。
・「三寒四温」の言葉がある。冬に寒い日が3日ほど続き、次に4日ほど温暖な日が続く、その繰り返しをいう。最近、気候変動で当たらないとはいえ、昔も必ずしも三寒四温でなかった。寒い日もあれば、温かい日もあるという、前向きな意だろう。昔、ソウルを横切る漢江が凍結して、氷上で遊んだり、洗濯物が凍ってしまほど厳しかった。それでも、冬が過ぎると春が来る希望があったため、寒さにも耐えられた。

▼ 「冬の朝の景色(겨울 아침의 정경)」の演奏を聴く。雪原に朝霧が立つよう、今様である。

次に、貧家の娘が、金持ちの子の世話をする「子守娘(아이보개)」(1977年作)の曲について次のように紹介された。
・昔の冬の風景に、走りまわったり、鼻水を垂らしたり、汚れた手でビー玉を触る子どもたちの姿が浮かぶ。駒回し、凧揚げで遊ぶ子もいる。中には、新年のカレンダーで凧を作って叱られる子もいたろう。そんな様子を表した、子守りを指す「子守娘」の曲がある。子どもの日常を披露する舞踊曲だ。「凧」や「行進」など四楽章で構成される。

▼ <素直な子供たちの表情が浮ぶ>、カヤグムとテグム演奏で「子守娘」を聴く。凧、行進、羽根蹴りして家に帰る。

最後に、冬の南部地域に咲く椿の美しさと、その効用について次のように紹介された。
・冬に草木は冬仕度するが、中に忙しい植物がある。冬に花を咲かす椿だ。南部地域では、真冬にも椿が咲き、その景色はとても美しい。赤い椿に白い雪が積もる様から、白雪姫が思い浮かぶ。花が散るとき、花弁はパラパラ降るのでなく、房ごと落ちる。
また、椿は様々な使い道がある。椿油は、悪いコレストロールを抑制する効用があり、肌に良いとされる。昔の女性は、髪型を整えるとき、椿油を使った。恋人に会う前に、髪の手入れをする可憐な姿が想像される。

▼ 南道地域の民謡 「椿打令(동백타령)」の歌を聴く。海を眺める処、椿採りも穏やかに。